豪雨災害で被災した場合、補助金申請の為にやるべき事 (1)
令和2年7月の豪雨によって、被害を受けた中小・小規模事業者の施設・設備の復旧を支援する
「なりわい再建支援補助金」福岡県の申請書受付の締切も今のところ、令和3年6月18日(令和3年10月1日)
までとなっています。
あの恐怖の水害から、やがて1年が経過しようとしています。
自然災害は、遭わないにこしたことは無いのですが、いつどのような形で災害に巻き込まれるかわからないのが、
自然災害の怖さだと思います。
今年は例年に比べて、梅雨入りも早く、長梅雨になる可能性もあるとのことなので、
もし水害に遭った場合、どのようなことをしておくと、補助金の申請がスムーズに進み、
事業復旧を早めることが出来るのかということを、窓口業務を昨年11月よりお手伝いさせて頂いた中で、
感じたことを記しておきたいと思います。
重要なのは被災時の写真
多くの事業者の方が、おっしゃられていたのが、「とにかく何から手をつけて良いか分からなかったので、
店舗や事務所の物を外に出し、使える物と使えない物を分けて、どんどん廃棄していった」とのことです。
私自身、被災は免れたのですが、皆さんのお話を聞いていて、自分が当事者であれば、間違いなく同じ行動を
とっていたと思います。
しかし、今回の「なりわい再建支援補助金」では、申請の際に被災の状況が確認できる写真の添付を求められます。
建物であれば、浸水痕など水が引いた後でも撮影できるのですが、モノの場合、可能な限りで(命が最優先で)、
水に浸かっている時と水が引いた後の写真を撮っておくと良いかと思います。
出来る限り周囲の浸水状況や被災施設の浸水状況が分かる写真も撮っておくと、申請書作りの観点からいくと後々、
それらが重要な資料になります。